ももかん(大腿部の打撲)の処置方法

3/2ブログより

【初期治療】
これは現場で誰でもできます。そしてこれを行うか行わないかで予後が随分違ってきます。まず、一般的な応急処置RICEのお話からです。
R(rest):安静
I(ice):アイシング 患部を冷やして腫れや炎症をおさえます。
C(compression):圧迫 患部に適度な圧迫を加えることにより腫れを抑えます。
E(elevation):挙上 患部を心臓より高い位置に挙上することで腫れを抑えます。

「ももかん」の場合はこれに一工夫します。膝を出来る限り屈曲しながらアイシングをします。そしてアイシングにより痛みを感じなくなってきたところでさらに屈曲していきます。アイシングにより完全に感覚がなくなったら終了です。これは受傷直後まだいくらか膝を曲げられるうちに開始してください(受傷直後でも相当痛いとは思いますが)これを行なわず膝を伸ばした状態でいるとそのままの姿勢で固まってしまい、その後のリハビリに相当時間を費やしてしまいますので受傷直後に曲げられるようにしておくことが大切です。

rblog-20180302152308-00.jpg
スポーツ整形外科学より

【その後の治療】
屈曲位でのアイシングは受傷後3日間は続けて、その間に完全に膝が曲がるようにしておきます。普段はテーピング+圧迫包帯固定(サポーターでも可)

ザムスト TS-1 サポーター 太もも用 ZAMST 左右兼用
で安静です。そしてこの怪我で注意が必要なのは「異所性骨化」です。大腿骨近くの筋肉を痛めると筋肉の辺りに骨ができてしまう状態です。これは安静にしていれば自然に消えてしまいますので、その間は無理は禁物です。概ね3週間ぐらいで復帰できます。