ジャンパーズニーと膝蓋骨疲労骨折

【ジャンパーズニー】
ジャンプを多用する競技においては、急激なストップやジャンプの離着地の際に膝伸展機構(大腿四頭筋-膝蓋骨-膝蓋腱)に繰り返しの過負荷がかかり生じる障害。膝蓋骨下縁から膝蓋腱(膝蓋骨の下に伸びる太いスジ)上が主に痛む箇所になります。
【疲労骨折との鑑別】
ジャンパーズニーであれば前述したようにお皿の骨の下縁やその下に伸びるスジに圧痛がありますが、
お皿の骨を押して痛む場合、稀に膝蓋骨に疲労骨折を起こしていることがあります。膝蓋骨自体に痛みを出す疾患としては他に二分膝蓋骨があります。(下写真)レントゲンで見ると膝蓋骨が割れているように見えますが実際には割れているのではなく軟骨でつながっています。これは成長段階での癒合不全とされています。
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疲労骨折の初期の場合では腫れもないことも多く、一般の方だと二分膝蓋骨との見分けがつきにくいですので、お皿の骨を押して痛む場合は念のため、レントゲンを撮った方が良いでしょう。

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スポーツ整形外科学より