自分でできる最善の腰痛治療とは?

2/24ブログより

国民病とも言われる「腰痛」。皆さんの中でも一度はなったことがある方、もしくは今現在も腰痛だ、という方も沢山いらっしゃると思います。ちなみに私も分離滑り症&ヘルニアがあり時々痛くなります。当院でも腰痛の患者さんは毎日多数いらして治療にあたっています。治療方法は低周波治療器やラジオ波などの物理療法、鍼治療、マッサージなどの手技療法がありますが、最も大切な事って、なんだか分かりますか?腰痛患者さんにとって最も大切な事は「姿勢」なんです。
「それだけ?」
「いいえ、」
「それが一番大切なんです。」
どんなに色んな治療をして痛みを和らげても、その後の生活で不良姿勢を続ければ元の木阿弥です。

下の図は姿勢ごとの椎間板にかかる負担をグラフに示したものです。
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立っている姿勢が100とすると中腰(前かがみ)では150、さらに中腰で物を持つと220まで上がります。これを見ただけでもいかに姿勢が大切か分かりますね。それと座位では140と、立位より負担が大きくなります。座っている時の姿勢も大切ですし、長時間は避けた方がよい事が分かります。
物を持ち上げる時は、しゃがんで自分の所に引き寄せて真っ直ぐ立ち上がるように、洗顔時は股関節と膝関節をつかって屈んで下さい。

ここまで、腰痛にとって姿勢が一番大切とお話ししてきましたが、例外もあります。脊柱管狭窄症の方は姿勢を良くし過ぎて腰を反ってしまうと神経痛を悪化させることがありますので注意して下さい。ヘルニア等で下肢の神経痛が主症状でおつらい場合も姿勢に拘らず一番楽な姿勢でいて下さい。

姿勢は誰でも自分自身で気をつけられる簡単で最もコストパフォーマンスの良い治療です。そして腰も道具です。正しい使い方をしないと壊れてしまいますよ。